2026年8月4日〜9日、横浜BUNTAIで開催された卓球「WTTチャンピオンズ横浜」で、張本智和選手(男子シングルス)と張本美和選手(女子シングルス)が揃って優勝しました。兄妹アベック優勝という快挙の裏側には、家族の支え・お守りジンクス・そして「頭脳プレー」と呼ばれる強さの秘密がありました。今回は卓くまが、その内容をわかりやすく整理してお届けします🐻
男子シングルス:張本智和選手が大会2連覇
世界ランク5位の張本智和選手(トヨタ自動車)は、準決勝で第1シードの松島輝空選手を破り決勝進出。決勝では世界ランク31位の呉晙誠選手(韓国)と対戦し、フルセットの末4-1で勝利しました。
| ゲーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
|---|---|---|---|---|---|
| スコア | 7-11 | 11-7 | 11-4 | 11-8 | 11-7 |
第1ゲームを落とす苦しい立ち上がりから、フォア・バックを冷静に使い分けて流れを引き寄せる展開。前年に続く連覇で、実力の高さを改めて証明しました。
個人的には準決勝の松島輝空選手との一戦が、まるで決勝戦かと思うほどの激闘で一番の見どころでした。二人ともまだ現役真っ盛り。この勢いのまま、いつか団体戦でも二人揃って金メダルを取ってほしいですね!
女子シングルス:張本美和選手が大会初制覇
張本美和選手(木下グループ)は、2回戦から中国選手を3人連続で撃破するという勢いのままトーナメントを勝ち上がりました。準決勝では王芸迪選手、決勝では前年王者の陳幸同選手(ともに中国)を破っての優勝です。
見ていて感じたのは、バックハンドの精度の高さ。コースがどちらに来るか読みにくいところが、美和選手の魅力のひとつなのではないでしょうか。
“お守り”が途中で交代!?キティちゃんジンクス
美和選手はいつもサンリオのクロミのヘアピンをお守り代わりに着けていましたが、大会中に紛失してしまうハプニングが。そこで8日の準々決勝からはハロー・キティのヘアピンに交代し、そのまま勢いに乗って優勝まで駆け抜けました。
卓くまも思わず二度見……気づけばキティちゃんになっていました🐻💦
両親の全面サポートが生んだ「兄妹アベック優勝」
会場には両親の姿もありました。父はベンチで美和選手を全試合サポートし、母は会場で2人の戦いを見守り続けたそうです。智和選手は勝因について「自分たちの優勝は、両親の優勝でもある」という趣旨のコメントを残し、美和選手も家族への感謝を口にしました。
兄妹そろって「バックハンドを得意とする」という共通点がありつつ、指導する側は幼少期から2人のタイプの違いに合わせて育て方を変えていたそうです。「一に健康、二に勉強、三に卓球」という家庭の方針のもと、学業を優先しながら卓球にも取り組んできた積み重ねが、土壇場での判断力=いわゆる“頭脳プレー”の強さにつながっているのかもしれません。早稲田大学に在学中の智和選手が試合直前まで課題を終わらせていたエピソードや、高校3年の美和選手が夏休みの宿題を持参していたエピソードからも、卓球だけに偏らない生活リズムの大切さが伝わってきます。
次の目標はアジア競技大会、そしてその先へ
智和選手は9月に日本で行われるアジア競技大会について、「観客の声援が選手の力を何倍にもしてくれる。自国開催のチャンスは今回きりかもしれないので、金メダルを目指したい」という趣旨の意気込みを語りました。さらに「チャンピオンズの先には、ファイナルやスマッシュといったより上のレベルの大会がある」とも話しており、上位ランカーへの挑戦意欲も見せています。妹の美和選手も「兄はいつも完璧な思考で、見習いたいくらい」と兄への尊敬をにじませつつ、笑顔でエールを送っていました。この勢いのまま、いつか兄妹でオリンピック金メダルという偉業を達成してほしいですね。
・張本智和選手:WTTチャンピオンズ2連覇(決勝4-1で勝利)
・張本美和選手:大会初優勝(中国勢を次々撃破)
・兄妹アベック優勝は今大会が初
・強さの背景には「健康・勉強・卓球」のバランス重視の育て方あり
・次のターゲットは9月のアジア競技大会
トップ選手の強さは、テクニックだけでなく「学業との両立」や「土壇場での判断力」といった土台の部分にも表れているんですね。卓くまとしても、日々の練習だけでなく生活全体のリズムづくりが上達のカギだと改めて感じました🐻✨
張本兄弟使用ラケットこちらから👇

