
「もっと早く読んでおけばよかった」 って思った本!
卓球って、練習すればするほど「なぜ試合で勝てないんだろう」って壁にぶつかりませんか?
フォームも整ってきた、ラリーも続くようになってきた。 でも試合になるとなぜか空回りする…。
この本を読んで、その理由がはっきりわかりました。
この本、なに?
表紙にも書いてある通り、衝撃のひとことがあります。

「試合がはじまる前に、勝負は8割決まっている!」
最初これを見たとき「え、それってどういうこと?」ってなりました。
でも読み終わると、この言葉の意味がすとんと腹落ちします。
著者・岸川聖也ってどんな人?
卓球をやっている人なら知らない人はいないレベルのレジェンドです。
- インターハイ男子シングルス3連覇
- 水谷隼とのペアで全日本ダブルス優勝
- 世界卓球で銅メダル7個
- ロンドン五輪では日本男子初のシングルス5位入賞
- 現在は日本代表監督
テクニックだけじゃなく、頭を使った緻密な戦術で世界と戦ってきた選手。
だから「思考と戦術」という本を書いたのは、まさにこの人しかいないな、と思います。
こんな人に読んでほしい
卓くまが特にこの本をすすめたいのは、次のような人です。
✅ 練習ではできるのに、試合になると勝てない
✅ 試合中、何を考えてプレーすればいいかわからない
✅ 3球目・4球目の展開をもっと増やしたい
✅ 指導者として、生徒に戦術をうまく伝えたい
✅ 卓球を始めて間もないけど、勝ち方を知りたい
逆に言うと、初心者でも中級者でも、コーチでも読める内容になっています。
本の中身、何が書いてある?
大きく6つのテーマで構成されています。
① 試合前の準備
相手を分析することが、正しい戦術選択につながるという話。「攻めたい技術」じゃなく「相手の弱点」を基準に考える発想の転換がここにあります。
② サーブ
何となく「自信があるから」で出していたサーブを、戦略的に選ぶための考え方。
③ レシーブ
実はここが勝負の分かれ目。レシーブ側のときにどう形勢を逆転するかが、勝てる選手と勝てない選手の差だと岸川さんは言います。
④ 3球目
初中級者が一番意識しやすい場面。展開の作り方が具体的に書いてあります。
⑤ 4球目
ラリーのセオリーがテンプレートとして10個まとめられています。
卓くまはここが一番刺さりました。「なんとなく」だったものが、明確な「型」として整理された感じ。
⑥ ラリー
相手の戦型別(カットマン・異質型など5種類)の攻略法も収録。
試合前にほんの少し知識があるだけで、全然違う戦い方ができます。

卓くまが読んで感じたこと
とにかく読みやすい。
難しい専門用語がなくて、「じゃあ具体的にどうするの?」という疑問に対して、ちゃんと答えが書いてある。
読んでいて「次はどんなことが書いてあるんだろう」って先が気になって、ページが進む感覚がありました。
そして何より、読んだ次の練習から実践できる。
「今日はこの戦術を試してみよう」って目標を持って練習に行けるのが、この本の最大の強みだと思います。
「何の練習をすればいいかわからない」という人には、特に効果的です。
指導者の方にも絶対おすすめ。
生徒に「戦術を考えろ」と言うのは簡単ですが、具体的に「何をどう考えるか」を伝えるのは難しい。
この本は、その「伝え方の手本」にもなります。
まとめ 岸川聖也が答えを出してくれた一冊
思考の教科書です。
練習量を増やしても勝てないと感じているなら、足りていないのはテクニックじゃなくて「考え方」かもしれません。
ただボールを打つんじゃなくて、「この展開を作るために練習している」という感覚が生まれた。それだけでも買う価値があると思っています。

