「練習では上手くいくのに、なぜか試合になると勝てない…」
卓球をしている人なら誰もが抱える、この悩み。
私たちは試合になると、つい「すごいドライブを打たなきゃ」
「スマッシュをきめたい!」と、無意識のうちに自分を追い込んでしまいがちです。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみましょう。
卓球のルールは、本当に「カッコよさ」を求めていますか?
卓球のルールはいたってシンプルです。
「相手のコートに、相手より多くボールを入れれば勝ち」
これだけです。
どんなに派手で速いボールを打っても、それがネットにかかったり、オーバーしたりしたら、得点は相手に入ります。
私たちは、いつの間にかこの「最も簡単な勝利の法則」を見失い、「ミスしないこと」よりも「すごいボールを打つこと」を優先してしまっているのではないでしょうか?
イメージを変えた瞬間、結果はついてくる
私自身も、若い頃は「いかにカッコよく決められるか」ばかりを考えていました。
しかし、試合の前日にテレビでカットマンに対する打ち方を徹底的に勉強し、そのイメージを持って次の日に試合に臨んだ結果、それまで一度も勝てなかったカットマンに勝利することができました。
この経験から、技術以前に「頭の中で何をイメージするか」が、勝敗を分ける大切なことだと気づかされました。
勝利を呼び込むための「思考の切り替え」
試合に勝てないと感じたら、まずはこのシンプルなルールを思い出してください。
そして、試合中の目標を思い切って変えてみましょう。
1. 「ミスしない」を最優先にする
試合中で勝ててない人が頭に入れるべきは、「とにかく、相手より先にミスしない」という、ただ一つのことです。
NGな考え方「次はドライブで決めたい!」
OKな考え方「次は、絶対にネットを越えてコートに入るボールを送ろう。」
たとえ、ゆっくりとしたボールでも、回転が少しかかっているだけでも構いません。
相手が嫌がるような難しいボールを打つことよりも、「何とか入れて、相手に打たせる」ことを最優先にしましょう。
2. 「カッコ悪い卓球」こそが勝てる卓球
テレビで見るトップ選手のような、ダイナミックなプレーは確かに魅力的です。
しかし、私たちがすぐに勝率を上げたいなら、「泥臭い卓球」「カッコ悪い卓球」に価値を置くべきです。
華麗なドライブで一発で決める必要はありません。
返球に追いつくのが精一杯でも、ラケットに当てて返すことができれば、それは得点に繋がる可能性があります。
「とにかく相手のコートに入れる」という目的のためだけに、今の自分ができる最も安全で確実な手段を選びましょう。
3. 相手のミスを「もらう」戦略
卓球の試合の得点の多くは、実は「相手のミス」によって決まっています。
自分がミスを減らし、安定したボールを返し続けることで、相手にプレッシャーがかかり、「相手が勝手にミスしてくれる」という状況を作り出せます。
この「相手のミスをもらう」戦略こそが、試合に勝つための、最も簡単で確実な方法なのです。
おわりに ミスをしない思考法で卓球の試合に勝つ!
試合に勝てないと悩んでいるあなたは、きっと真面目で努力家なはずです。
だからこそ、「完璧なプレー」を求めすぎて、自分で自分にプレッシャーをかけてしまっています。
次はぜひ、「カッコいい卓球はしなくてもいい。とにかく入れてみよう!」という気持ちで試合に臨んでみてください。
「何とか入った!」という地味な1点こそが、あなたの自信と勝利に繋がる大きな一歩になりますよ。


